2019年01月08日

BOMBER Remains 〜1ミリも後悔することなく貫く〜


中澤佑二引退。

ある程度覚悟していたことだ。

本人の著書や今までの発言を読み解くと「40歳が一つの区切り」と話していたし、ボンバーが敬愛する安室奈美恵も引退した。
直近ではドゥシャンとチアゴの残留も決まっており、ボンバーは満身創痍な身体を投げ出して、このマリノスで強力なCB達と張り合えるのだろうかと感じていた。


「ボンバー」こと「中澤佑二」とは何者だったのか?


オイラはボンバーに対しては一貫した印象を持っている。

以前のブログにも書いたが・・・


「Mr.ストイック プロ中のプロ」


当然のごとく打ち上げでもお酒を飲まない生活。

規則正しい生活に徹する日々。

引退声明文では、マリサポだけではなく、ヴェルディサポーターへの感謝も述べた。
これはヴェルディサポには是非知って欲しい。

毎年のファンフェスでは決まって自ら身体を張ったお笑い役を務め上げた。

年末に放送されたキクマリの横浜散歩でもいつもと変わらず上機嫌だった。
Voicyの人気パーソナリティーDJ Nobbyも言っていたが、「社会人になって一番大事なのは”常に上機嫌でいること”」だそうだ。
これは働いてみるとわかるがかなり難しい。

そしてボンバーの最後の勇姿を観れたのは2018/12/1のホーム最終戦。

これは憶測だが、ボンバーは今シーズンが終わるまで誰にも引退の意思を伝えてこなかったじゃないかと思う。

勿論、最終戦のC大阪戦に確かに10分程度出たのは引退の予定がないとしたら、不自然な感じもしれない。
しかし、こればかりはポステコグルーの忖度が発動したと捉えている。最初から引退を決めていたなら事前に表明しておいてもおかしくない。
引退表明を敢えてしなかったのは、最後までプロとしてマリノスのレギュラーを争うという意思の表れがあったのではないか・・・と思う。


本当のプロは「私はプロとして・・・やってるから・・・頑張ってるやで!」なんてことは決して言わない。

あくまで行動、生き方でプロを魅せつけるのだ。


ボンバーは最後の最後まで「プロ」を突き通した。

記者会見を行わないとかもまた非常にボンバーらしい。


「1ミリの後悔もなくピッチを去りたい」


そうなんだ。


彼のプレーから「1ミリの迷い」なんて感じたことがない。


弾けると思ったボールは高く高くジャンプする。

叩き込めると思ったボールには頭から飛び込む。


それは「プロになる」と心に決め、ブラジル留学したときも、練習場所がなくて高校生と混じって練習していた時も、ヴェルディの練習生として電車で二時間かけて練習場に通っていた時も迷いはなかったと思う。


正直、こんなタイプの人は稀だ。もう二度と現れないタイプかもしれない。



それゆえに非常に寂しい・・・。

そしてそれゆえに、これほど誇り高きプレイヤーはいないと思うのだ。


今だからこそ話すと、新横浜公園を普通に歩いていると、ボンバーがランニングしている姿を普通に見かけたりもしていた。
ただやはり「邪魔してはならぬ」という思いで話しかけることは決してなかった。
もし今後マリノスOBとして会う機会があれば普通に話してみたい。
是非一度くらいはマリノスナイトにも顔を出して欲しい。

ボンバーが引退した今、とりあえずゆっくり休み、吉川の友人達と現役中は飲めなかったお酒でも飲んで今後の人生を謳歌して欲しい。


ボンバーが人生を賭して残した魂は、周りにいた選手、

そして我々サポーターの生き方を今後も揺さぶり続ける・・・。

IMG_5759.jpg
2015年 レベルファイブスタジアムにて

Thank You BOMBER !


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posted by F太郎(元ファンキー太郎) at 23:18| Comment(0) | レジェンドからの強烈な縦パス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする